社会の元老たち「歴史教科書、国定に転換して左右が協力しなければ」

사회 원로들 "역사교과서, 국정전환해 좌우 힘 합쳐야"

Dailian モク・ヨンジェ記者   2014.9.4

 

最近、相当数の教科書で柳寛順烈士に対する記述が抜け落ちていたという事実が論難を呼び起こしいている中で、社会の元老たちが、保守と進歩の陣営が力を結集して共同の国定教科書を作らなければならない、と主張した。

 保守と進歩の統合運動に力を注いでいる社会の元老たちの集まりである「新しい韓国のための国民運動」は、4日、プレスセンター国際会議場で、「歴史教科書、このままではいけない」というタイトルの緊急記者会見を通して、「現在の高校歴史教科書は、反大韓民国的である。国定への転換が不可避である」と指摘した。

 宋<ソン>ウォルチュ「新しい韓国のための国民運動」共同常任代表は、この日の記者会見で、「学生たちが多様な観点で韓国史を勉強できるようにするという趣旨で導入された検定教科書制度が、むしろ葛藤と対立を強めている」と述べ、「検定を経た韓国史の教科書が、大韓民国の歴史的正当性、自由民主主義を拒否している」と指摘した。

 宋ウォルチュ代表は、「また、度を過ぎた政治的党派性を見せ、歴史的事実を粗末に扱っているということも問題」であるとして、「大韓民国憲法的価値の下に(進歩と保守が)ともに集まって、正しい教科書を作って使用しなければならない」と指摘した。

 さらに、「自由民主主義的基本秩序、そして大韓民国の正当性を認めるならば、左派と右派、保守と進歩は、互いに対立するよりは協力して、共同の教科書を作ることができる」と付け加えた。

 これについて、「新しい韓国のための国民運動」は、「検定教科書体制を国定体制に転換しよう」という内容の声明を発表した。

 李ジョンユン「新しい韓国のための国民運動」共同常任代表は、声明を通して、「イレエン、飛翔教育、天才教育、金星、斗山東亜の教科書は、憲法と事実関係と公正性を無視し、階級闘争史観で叙述された反大韓民国の教科書」であるとし、「これらの教科書は、国民主権法治主義市場経済私有財産権、個人の基本権などの自由民主的基本秩序と価値を否定した」と批判した。

 李代表は、「特に、無償没収と武装蜂起、主体思想などの社会主義革命的な価値観と制度を美化、庇護して、大韓民国の正統性、主体性、正当性を否定し、北朝鮮の独裁政権を擁護している」と述べ、「一方で、日本の降伏を引き出した米軍の役割を縮小・隠ぺいして、大韓民国の<建国>を禁句とし、大韓民国の建国を政府樹立と格下げした。また、南の農地改革も貶している」と語った。

 そして、「私たちは、教育部が検定教科書体制を国定教科書体制に転換することを求めるものである」と述べ、「国定教科書の執筆陣は、大韓民国の正統性と主体性に同意する学者たちで構成しなければならず、執筆過程での見解の相違は、事実に基づいて真理を追求するやり方で、考証と学問的論証を通じて解消されなければならない」と付け加えた。