<声明> マクドナルド社側の主張、情けない

 [原文][성명] 맥도날드 사측의 주장, 안타깝다.

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マクドナルド店舗前で抗議行動をするアルバイト労組。横断幕には「不法天地 カンド(強盗)ナルド。アルバたちは団体交渉を要求する」と書かれている。

マクドナルド、有利な証拠は文書で残し、不利な証拠は口頭で残す

李ガヒョン組合員の不当解雇の救済申請、中央労働委員会に再審査要請を計画

不法慣行の改善と合わせて、アルバ労働者の時給を引き上げるべき

アルバ労組、明日は客の資格でマクドナルドの売り場に行く

マクドナルド、ただの一度も対話に応じたことはない

誰が事態を大きくしたのか、はっきりと認識すべき

 

昨日、京畿地方労働委員会は、李ガヒョン組合員の不当解雇の救済申請を受け付けなかった。契約期間満了に伴う正当な解雇だというものだ。本社の担当者は、李ガヒョン組合員の主張したことを一度たりとも受け入れなかった。解雇通告の当時に言及した唯一の理由である労組活動はばっさりと抜け落ちて、もともと李ガヒョン組合員の仕事ぶりが不誠実だったという言葉だけが反復されていた。7~8月、李ガヒョン組合員が働くことができない条件下で、マネージャーが少しでも働いてくれと言った事実が李ガヒョン組合員に不利な証拠となり、9月から再び勤務時間を増やしたという事実は消えている。店長との面談で突然聞かされた解雇通告に、店長の言うがままにサインをしたが、すぐにこれを取り消すために店長に連絡を取った事実も消えていた。会社側は、自分たちに有利なことは文書で残し、不利なことは口頭で残している。法の通りに判断する労働委員会は、最初から会社側に有利な立場を明らかにしている。法をよく知らず、有利に使いこなすことができないことを嘆かなければならないのか。

 

マクドナルドの前・現職アルバ1千人以上がカットを経験したと答えている。労働契約書も交付されておらず、働いた時間分の時給が出なかったとも答えている。マクドナルドは未だにこの事実を認めていない。労働部の調査にも一度も引っかかっていないということだ。それはそうだ。このような問題は、アルバたちが積極的に提起しなければ分からないことだ。書類だけを見ていく労働部の公務員たちは分からない真実なのだ。いつでも簡単に首切りのできるアルバは、正しい意見をたやすく言えない。だからほとんどのアルバが、不当なことをそのまま我慢したり辞めたりしたと言っているのではないか。

 

しかもマクドナルドは、全世界119カ国3万4千店以上の売り場で170万人の職員が勤務する巨大企業だ。2013年、米国のある団体が調査したところによると、マクドナルドのCEOの時給は1千万ウォンだと言う。それにもかかわらず、マクドナルドは、アルバの時給を最低賃金に留め置いている。結局、マクドナルドは、数多くの青年、非正規職の労働者を搾取して金を儲けているのだ。この事実だけでも、マクドナルドは社会的指弾を受けて当然だ。

 

アルバ労組は、地方労働委員会の判決文を受け取って即時に中央労働委員会に再審査を要請する計画だ。法的に権利救済を受ける可能性よりも、マクドナルドの行態を糾弾する行動に集中する。この過程で受け付けるマクドナルドの不法慣行・労働搾取について、粘り強く問題提起をしていく。

 

明日に予定されているマクドナルドの売り場デモもまた、計画通りに行う。私たちは、アルバであり顧客である。マクドナルドの店は、誰に対しても開かれている。私たちが店の中に入って行くことを止める権限は誰にもない。また、マクドナルドの客が何をテーマに討論しようと、それを止める権限はない。私たちは、私たちが定めた時間と方法に従って、マクドナルドに対して討論し、マクドナルドの変化のための運動を展開する。

 

私たちは、粘り強く対話を要求してきた。しかし、マクドナルドは記者や国会議員と対話をするだけで、私たちとただの一度も対話をしていない。誰がこの事態を大きくしたのか、しっかりと認識することを願う。

 

Chage the Mcdonald!                 2015年2月6日