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<挺対協声明> 日本軍「慰安婦」問題解決のためにまた基金を?南ギョンピル京畿道知事の愚かな一言、時期外れの雑音で「慰安婦」問題解決の原則に逆行することを憂慮

ナム・ギョンピル京畿道知事が、外務省の招きで日本を訪問し、政財界の人々と会って日本軍「慰安婦」問題を論じるなど、韓日関係の改善のために積極的な行動をとったという報道が相次いでいる。しかし、10日に安倍総理との会見の席でなされた南知事の発言は、期待よりも憂慮を生むのに十分なものだった。ナム知事は、安倍総理に対して、「韓日首脳会談のために前向きに接近してほしい」と提案し、「(慰安婦の被害者のハルモニのためのファンド立ち上げなど)日本が過去に提案した解決方法について再評価して、解決策を作ろう」とも言ったことが明らかになっている。しかし、ファンド、すなわち基金とは、すでに失敗した方案であることを想起せざるを得ない。日本政府が日本軍「慰安婦」被害者たちの法的賠償権を認めず、その責任を回避しようと被害者たちの拒否を顧みずに強行したアジア女性基金のことを言っているとすれば、再評価もできない。過去に李明博政府が「慰安婦」問題について「人道的解決」を云々して、日本との間で基金設立の方案が浮上した時の憂慮もよみがえる。

 

今回、ナム知事の訪日行脚は、まるで朴槿恵大統領の特使として行ったのではないかと思うほど、破格で過度な様相にみえる。もちろん、安倍総理との会談から韓日首脳会談を成就させようという発言まで、それが京畿道知事としての政務の努力であったとすれば非難する理由はないが、安倍総理の再執権以降、「慰安婦」犯罪を否定して責任を回避する試みが極度に湧き起こっている中で、「慰安婦」問題についてまかり間違えば誤解を生みかねない発言までして、過剰な行動をとることは、きわめて警戒すべきことである。しかもナム知事は、京畿道知事となる前の大韓民国国会議員として、国会議員全員の参加を目標に行われた<日本政府の立法解決を求める署名(2009~2010)>はもちろん、日本政府が国家責任を履行して被害者たちに法的賠償をせよという内容を含んだ<世界1億人署名(2013年~現在)>にも参加していない。そのような彼が、今になって、日本軍「慰安婦」被害者たちの胸を傷つけ続けている安倍総理に会って危険な発言をし、韓日関係改善の先頭に立つかのような姿は、どうにも越権行為にしか見えない。唐突な関心が負担に思えるだけだ。

 

韓日首脳会談は、当然に行われなければならない。こじれにこじれた韓日関係も、必ず回復されなければならない。しかし、日本軍「慰安婦」問題を妥協の道具として韓日関係のよりを戻そうとする発想は、もう止めてもらいたい。日本軍「慰安婦」問題に関する韓日間の局長級協議が続けられている今も、日本軍「慰安婦」被害者たちと支援団体、そしてわが国の国民は、この上なく焦燥している。日本が行った国家的犯罪で反人道的な犯罪の被害者たちが、当然に有している賠償の権利を今まで否定され、毎年目を閉じていきつつある被害者たちを、再び「前向きな接近」という外見の良い言葉遊びで、「基金設立」という取り繕いの策で傷つけることは、どうか止めてほしい。

 

日本軍「慰安婦」問題解決のために、わざわざ日本政府が前向きな接近まで悩み、苦労する必要もない。「慰安婦」犯罪について国家としての責任を全的に認め、それに従って被害者に対する公式謝罪と賠償を行い、犯罪を否定する試みをただちに中断するなど、目前に置かれている解決案を受け入れれば良いことだ。当然の要求を受け入れずに姑息な手段を講じるから、話がこじれるのだ。

 

光復70年、韓日国交樹立50年を迎える今年こそ、正しく速やかな日本軍「慰安婦」問題の解決を引き出さなければならない、非常に厳しい時期だ。これ以上、これ見よがしに割り込み問題をこじらせる行動をされないことを願う。ナム知事は、瑕疵がなければ説明し、今後もそれほど「慰安婦」問題解決のために前面に立ちたいのなら、被害者たちが望むものが何か、正しい問題解決の方向が何か、一度くらい耳を傾けてみてから行動に移すことを願う。京畿道のホームページは、いまだに被害者を「従軍慰安婦」と称して、彼女たちが自発的に従ったかのような用語の混乱まで引き起こしているのだから。

 

韓国挺身隊対策協議会 共同代表 尹美香(常任) 韓グギョム 金ソンシル

 

出処:- 정대협 성명 - 일본군‘위안부’ 문제해결을 위해 다시 기금을?

남경필 경기지사의 우매한 한마디, 때 아닌 잡음으로 ‘위안부’ 문제해결 원칙 거스를까 우려돼